ペチカ

ペチカ ペチカ(ペーチカ pechka)とは、輻射熱を利用する特徴から暖炉の一種とされ、レンガや石を積み上げた蓄熱層の内部に排気用の煙道(煙突)左右に配置し、暖房機の廃熱を蓄熱層に吸収させ、その輻射熱で暖房する装置で、北欧で生まれロシアで発展した暖房形式が、19世紀末に北海道開拓使が導入し改良され、壁型ペチカとして普及しましたが、現在ではほとんど見られなくなっています。

小型の暖房器具でも一度温まると屋内全体を軟らかく暖房し、暖房器具は調理にも利用したり、蓄熱層に温水管を配置して給湯設備も備えることができ、寒冷地に適した非常に効率のよい暖房設備で、暖房器具も石炭ストーブから石油ストーブへと移り変わりました。

曲がりくねった排気のドラフト性能に問題があり、温まるまでが遅く、北海道にはペチカを主暖房とする建築会社もありましたが、ペチカを考慮した住宅設計が必要で、張り巡らした煙道の掃除に手間が掛かりますが、石油ストーブでは煤煙も溜まり難く、環境の面からも効率のよい暖房性能が見直されています。

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